多気町は、三重県のほぼ中央、伊勢平野の南端部、松阪市と伊勢市の中間に位置しており、買い物や病院、働く場など生活の利便性も良い、自然豊かなまちです。
人口は約1万5千人弱。
東部は伊勢平野の一端をなし、北部を流れる櫛田川、南部を流れる宮川の両岸には河岸段丘が形成されています。
年間を通じて比較的温暖で過ごしやすい気候です。また年間で平均約2,000mm前後の降雨量があります。
総面積は103.06km2で、約半分は住宅などの平野部、残り約半分は、西部と南部の杉、桧の植林を中心とした山地であり、山麓は緩やかな傾斜地が広がっています。
過去の地震史料によっても内陸直下型地震の発生記録は見当たらず、地盤も強固です。海岸から離れているため、津波の心配もありません。

多気町は、伊勢本街道、和歌山別街道、熊野街道が通過する交通の要地として発展してきました。
現在では、伊勢自動車道勢和多気JCTより、北は名古屋を含む中部圏まで約110km(約1時間)、西は大阪を含む関西圏まで約170km(2時間弱)の位置にあり、東から南へと目を向ければ、年間約1，000万人を超える方々が訪れる伊勢志摩・鳥羽地域、さらには、世界遺産熊野古道の熊野・紀州方面へと続いています。
一方JR線も、多気駅から参宮線(伊勢鳥羽方面)、紀勢本線(熊野和歌山方面)へと分岐していきます。
まさに三重県中南部の交通の要衝として、人やモノの往来交流に大きな期待がかかります。
名古屋や大阪といった大都市圏へのアクセスも良好です。

「多気」とは、かの伊勢神宮が造営された頃より、食べ物がたくさん採れる場所、食べ物は命を支えることから、多くの気（命）を育む場所という古語に由来するという説があり、古くから農業が盛んなまちで、伊勢茶、伊勢芋、前川次郎柿、しいたけ、みかん、松阪牛、鮎など、潤いのある大地からたくさんの特産品が生産されています。

自慢は食材だけではありません。
松阪牛肥育農家直営レストランや、伊勢いも料理専門店、ある全国紙で全国2位に輝いた農園レストラン、清流宮川の畔で絶景を観ながら味わえる茅葺き日本料理などなど、魅力的な飲食店が多数あります。
そして、何といっても全国的にも大変珍しい高校生が運営するレストラン、その名も「高校生レストラン まごの店」があり、営業日は多くのお客様で賑わっています。

是非、多気町にお越しください！
お会いさせていただける日を楽しみにしています！